「井脇幸江への質問」 回答編 1位〜5位       

1位

体型維持のために気をつけていることはなんですか?
 

やはりこの質問が一番多かったですね?
自慢出来るほどの体型ではありませんが、それなりに気をつけているので、喜んでお話しさせていただきます。
でも私、この話題になるとダムが決壊したかのように話が止まらなくなるんです。
それは2年ほど前から、親友の指導の下で体質改善をはじめたら、みるみる体調が好転し、本当に毎日元気!自分の体験があるからこそ、伝えたい事は山のようにあります。
いつか機会があったら、少しずつでも伝えていきたいと思っていますので、今回はそのさわりの部分をお話しします。

私の場合、体型維持のためというよりも、心身が健やかでいられるように…という思いが先で、口に入れるものの質にこだわるようになりました。
マクロビオティックという食事法なのですが、例えばお米は無農薬栽培の玄米、野菜ももちろん同様のものを買って調理しています。
調味料も白く漂白されたお砂糖は使わず、甜菜糖(てんさいとう)を。塩も塩化ナトリウムではなく、天日塩を使っています。そしてそれらの美味しい事ったら!
「いくら体に良いものでも、不味いのはイヤ」それは私も同じです。でも本当は「体に良いものは味も美味しい」はずなんです。
しかも無農薬の野菜なら、泥汚れを落とすだけで皮を剥かなくても良い(皮に栄養がたくさんあるんです)から、調理時間も短くなるし、生ゴミも殆ど出ません。
複雑に味付けをしなくても、そのままで充分美味しいから、余計なカロリー摂取も控えられます。
ね?良いことだらけでしょ?

それから「体の冷え」に関しては、万病の元だと言うことが世間でも言われ始めていますよね?
体温の低下は免疫力の低下に繋がり、本来人間が持っている「自己回復力」の働きを鈍くしてしまうんです。ですから体を冷やすような食べ物(南国のフルーツやコーヒーなど)は、ほとんどいただきません。
そして良いお水(私の場合は電子水か海洋深層水)をたくさん(炊飯・味噌汁なども含め1日3リットルくらい)飲み、汗をかくことで有害物質がどんどん体の外へ出てゆき、お腹の調子も良くなります。循環がスムーズだと、心も体も軽くなりますよね?

普段から体に良いものを食べていれば、時々ケーキやお酒をいただいても、問題はないのです。
でもたくさん食べたあとは、カロリーを消費することも大切。
レッスンやリハーサルだけで消費しきれていないと感じた日は、サウナへ行ったり、いつもより長くウォーキングをするようにしています。
その日の自分の体調と相談しながら、食事の時間や内容、量などをコントロールしています。
本番前、痩せなきゃ!と思う時でも、朝食の量は減らしません。かえって増やすくらいです。
だから、「ダイエットしなくちゃ」というストレスからは開放されました。
最後にお薦めの本を。『病気にならない生き方』新谷弘実(サンマーク出版)

2位 舞台前の集中法として何かありますか?
 

本番間近になって、作品を通してリハーサルするようになると、自然と本番のつもりで真剣に踊るようになるので、本番の日に「コレをする」という特別な決まり事はありません。
でもあえて言うなら、「静かな時間を持つ」ことでしょうか。
いつまでも楽屋で仲間とおしゃべりしていたのでは、集中できませんよね?
5分でも良いから一人になって、静かに色んな事を考えるのです。舞台のこと、衣装や小道具、パートナーのことなど。そうすれば、本番のスイッチが自然に入ります。

でも私は舞台前だけではなく、毎朝のレッスン前のストレッチをしながら、そういう時間を持つようにしています。
その日のリハーサルではどんなことに気をつけて踊るか、パートナーに何をどんな風に伝えるか、後輩に教えなくてはならない事は無いか、バレエ団が終わってからのスケジュールの事など、静かに考える時間はとても貴重です。
仲間たちと前日に見たテレビの話しをし、大笑いするのも楽しいけれど、それらはレッスンやリハーサルの直前にするべきではないと、私は考えています。
普段から、物事が始まる時には心を落ち着けて物事に集中するくせをつけておけば、舞台前だからと慌てる事はなくなると思うのです。

3位 緊張しながら、どうやったら笑顔で踊ることが出来ますか?
  極度の緊張をしてしまった場合、笑顔を作ることはかなり難しいように思います。
「笑わなくちゃ」と思うよりも、舞台に立てる喜びや、一緒に踊る仲間の事を思ったりして、心からわいてくるような、自然な笑顔を心がけてみて下さい。過度の緊張は、集中を妨げます。
程よい緊張感の中で集中できるようにするためには、練習あるのみ…です。
「これだけ練習したんだから、自分を信じよう」と思えるように本番の日を迎えることが、自然で美しい笑顔を作る秘訣です。
でも、失敗だってたまにはあります!完璧を目指すけれど、完璧はあり得ないのですから。
だったら楽しく踊らなくちゃ♪ね?
4位 ポアントについて工夫していることを教えてください。
  大変残念なことに、日本では自分の足型でポアントを作ることが難しいので、限界はありますが、自分で出来る最大限の細工をして履いています。
私の場合は足の指が長いので、もともと先端の部分が長めのポアントを買っています。
そして靴の底が足の裏にフィットするよう、踵の部分の中敷をカットし、釘を打たずに作って頂いています。
さらにヒモの途中(アキレスにあたる部分)にゴムを継ぎ足し、足首がヒモで縛られすぎたり、踊っている最中に結び目が出てしまうのを防いでいます。
それからつま先の部分の布を一枚はぎ、その周りをかがることによって、布が擦り切れて汚れたように見えるのを予防。仕上げにセメダインを先端部分に流し入れ、湿気でつま先が柔らかくなるのを防いでいます。
細工している間「これからよろしくね♪」と、ポアントに語りかけるような気持ちで作り上げ、ようやくスタジオで履けるようになるのです。
工夫する箇所は人それぞれ。皆さんも色々と試してみて、自分のベストのポアントを探してみて下さい。そうすれば、必要以上に足を痛めたり、マメが出来たりしなくなります。
5位 毎日やってらっしゃるストレッチメニュー
  レッスン前、少なくとも30分間は体を整えたり温めるようなストレッチや体操をしています。
筋肉を伸ばしたりバランスを取ってみたりして、その日のコンディションを感じ、レッスンを通して当日のリハーサルに必要な筋肉を中心に、意識して体を作っていきます。
ですから毎日同じメニューではありませんが、治療の先生のご指導の下、最近はヨガを取り入れたりもしています。
でもここで、その方法を文章でご説明するのは非常に難しいですし、誤って伝わったことによって、皆さまの体に支障がでた場合には責任を負いかねますので、一つひとつをご紹介することは出来ません。ごめんなさい。
だから今回は、ほぼ毎日やる体操のメニュー名(命名:井脇)だけ挙げることにします。
「腰の体操」「ストレッチポールの上で…」「足の裏・指を触ってあげましょう」「正座をしてバンザイ寝」「お尻〆体操」「624135プリエ」「ヨガのポーズ」…といったところでしょうか。中途半端な回答でごめんなさい。
ただし、ストレッチをする時の注意として、
@決して反動をつけてやらない事。
A寝てやるものばかりではなく、起きて(又は立って)負荷をかけた状態でも行う事(寝た状態では、筋肉は緩んでしまうので、踊っている時に働くような筋肉は鍛えられないからです)。
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