5月28日(水) ギエム来団

現在、(大島)由賀子と共同で「カラボス日記」を製作中なのですが、今日ギエムが来団して『三人姉妹』のリハーサルをバッチリ見学してきたので、ちょっとだけ様子をお話ししようと思います。。。

ギエムさんとは今まで共演する事がとても多く、2年に一度は顔を見るといった感じ。日本が大好きな彼女は日本語も上手で、マラーホフのそれに負けず劣らずなかなかのもの。
幸江 「ギエムさん、こんにちは」
ギエム「コンニチハ、ゲンキデスカ?」
幸江 「はい、元気です。ギエムさんは、お元気ですか?」
ギエム「ハイ! …(恥かしそうに小さな声で)アリガトウ」
“ハイ”って言われた時は「げ!」と思ってしまったけどね^^;「うん」とか「ええ」でいいのに。妙に恐縮してしまったのでした(笑)ちなみにマラーホフ君と挨拶すると、こうなります。
マラーホフ「ユキエ!(キにアクセント)」
幸江   「おはよ〜げんき?」
マラーホフ「ン〜チョットツカレタネ…」
幸江   「あらら〜がんばってね♪」
マラーホフ「アリガト〜♪」って感じかな。この柔らか〜い感じ、伝わるかしら?(笑)

さてさて、話を戻します…。今回の「三つの愛の物語」に出演するダンサー達(ル・リッシュやムッル)と一緒に、ギエムは東京バレエ団のレッスンに混じってレッスンしました。彼女はレッスン中に踊りながら赤いロングの髪を編むんだけど、その様子は相変わらず。このところ共演が無かったからそんな仕草が懐かしく感じました。
レッスンが終わって、「三人姉妹」のリハーサルが始まりました。私は新しいポアント(トウシューズ)を慣らしながらスタジオの隅で見学することにしたの。“ギエム・プロデュース”とうたっているからには、ただ踊るだけではないだろうしね?今まで彼女との共演は彼女だけか、パートナーと一緒だったから、10名ほどの外国人達とコミュニケーションと取りながらリハーサル姿は初めて見て、新鮮だった。
ピアニストに音楽の速さを指定したり、振り付けを直したり、ダンサーの位置を注意したり、アンソニー・ダウエルさんと何か相談したり…今までに見たことのない顔をしていた。指示を出すときの彼女はとても端的。でも彼女の他にも数人のバレエマスターが居て、ワンマンではなく、彼等やダンサーと話し合いながら進めていくリハーサルは理想だなと思った。どうしても日本ではバレエマスターやミストレスとダンサーは先生と生徒の関係になりやすいけど、良い舞台を作ろうという思いは同じはずだから、対等とまでは行かなくても、もっと話し合える雰囲気が我々にもあったら良いのに…と個人的には思いました。

ここでまたちょっと余談だけど。始めの、自分の踊るシーンが終わって、スタジオの隅に置いた自分の荷物をゴソゴソし始めたギエム。何を取り出すのかと思いきや…出てきたモノはナント、コンビニのおにぎり!上手く1,2,3の順で剥けるかな?と余計な心配をしていたら、無事海苔が切れる事も無く、三角の状態でその姿を現したおにぎり君。テキパキとダンサー達に指示しながら、それをサッと食べ、その数分後にはムッルとパ・ド・ドゥを踊っていました。何かカッコ良かったよ。(でも良い子はマネしないようにね・笑)

友佳理ちゃんと首藤くんの『カルメン』も、初演の時とは違って力が抜けててイイ感じ♪ハイライト版だから休む暇がなくて友佳理ちゃんは体力的に大変だと思うけど、頑張ってね!首藤くんも年齢を重ねてまた変わったと思う。
この公演は今週末31日(土)に神奈川県民ホールで行われるのを皮切りに、大分、熊本、福岡、富山、大阪、新潟、川口、相模原、そして東京で6月中旬まで行われます。詳しくはNBSのHPまでどうぞ♪

しばらく、この公演に出演する仲間とも離れ離れになるけど、みんな頑張ってきてね!
いってらっしゃ〜い  (^-^)/~~