5月5日(月) 『キダム』がくれたもの

先日、今話題の『QUIDAM(キダム)』を見てきました。先月観に行った弟が「時間があったら是非観て」と推薦してくれたので、どんなものか興味があったの。TVのCMでロープが解けるように人が上から降りてくるシーンを見て「どうなってるんだろう?」と思っていたけど、どうなってるも こうなってるも、何のトリックも無く、正に「想像の限界を超えた事実」。とにかく感動!この2文字しかない!

サーカスは、子供の頃に一度だけ観た事があったけど、当時はピエロが出てきて笑わせてくれたり、動物が出てきたりして楽しかったという印象しかなかった。でも今回の“シルク・ドゥ・ソレイユ”の出し物『キダム』は私の持っていたサーカスのイメージとは違って、ストーリーのあるパフォーマンス。楽しいと言うよりはとても美しくて、感動的だった。一人ひとりのメークも凝っていて面白い。プログラムには普段の顔とメークした顔が並んで載っているんだけど、見比べるとなお面白い。出演していたアーティストはフランス人、ロシア人、カナダ人、中国人、アメリカ人、ドイツ人、日本人、オーストラリア人、スペイン人、ウクライナ人、イギリス人イスラエル人、ルーマニア人、ブラジル人(順不同)…世界各国から総勢約50名でした。

東京公演は今日、5月5日で終わってしまったけど、これから名古屋・大阪・福岡と、今年は日本に居るんだよね。これから観る人の為に、細かい内容については触れないけど、休憩を25分間はさんだ2部構成は、かなり見ごたえがあったよ。
隣の席に居た女性は素直に「うわぁ〜、すごーい♪」と拍手していたけど、私は(この人達がこの舞台に立つまでに、どれだけ怪我をしたり、失敗した後では恐怖心と戦ったり、仲間と助け合ったりしてきたんだろう…)と思えてしまって涙が出てきた。自分の手を自分で握り締めて、見守るように見入ってしまいました。技に入る前の準備の動作や、大きな反動をつける時の、アーティスト達の潔い表情はとっても素敵!!!そして成功した時に見せる笑顔や、成功を当たり前のような顔をしながらも、体中の血が沸いたような興奮の表情。一歩間違えば大怪我につながるから、一つひとつが真剣そのもの。その真剣な姿はとてもカッコ良かった。でも観ていて疲れるようなものではなく、時折見せる余裕の笑みには「やられた〜」という感じ。“頑張る君は美しい♪”ってこの事ね!それに比べ、自分の生ぬるい事!『眠り』の舞台を前に気持ちが引き締まって、人前に立つと言う事の責任の重さを新たにしました。

また観たいな〜。名古屋・大阪か…行けなくもないよね。行きたいな。行っちゃおうかな?時間があったらみんなも是非観て、感動を体験して下さいね?ホントにお勧めよ♪慣れない土地での巡業は大変だと思いますが、“シルク・ドゥ・ソレイユ”のカンパニーの皆様が、無事に日本公演を終えられますように、心からお祈りしております。

さて、話は変わりますが、いよいよ明日!東京バレエ団にポリーナちゃんがやってきます!今回の『眠れる森の美女』でオーロラ姫を踊る18歳の新星ポリーナ・セミョーノワ♪すっごく可愛いんだろうな〜♪呪いを掛けるなんて、可哀想よね〜?