1月25日(土) 『ギリシャの踊り』『ベジャール・ガラ』公演が終わり、二日間の休みはスイッチが切れたように過ごしていました。体は動かさなかったけど、自分の事バレエ団の事をあれこれと考えてた。舞台が終わる度に、リハーサルでの事、本番中の事、終わってから感じる事が沢山ある。次へ向けて常に向上していきたい。。。 さて、『ギリシャの踊り』…どうでしたか?本番前までは他のパートも見ていたけど、劇場に入ってからは自分の事で精一杯で、誰がリハーサルでどうなって本番どうだったか、まるで分からないから全体をお話しする事は出来ないけれど、周くん(中島)をはじめダブル・キャストのみんなも舞台に立てて良かったね!最終日19日の公演は満員御礼。皆様、ありがとうございました。 今回はちょっと苦労話をしちゃおうかな…。“パ・ド・ドゥ”を踊った私とカズくんは、バレエ団でのリハーサルでは上手くいったり失敗したりの繰り返しで、なかなかコンスタントに踊れなかった。ガスカールさんに「良くなってきているから大丈夫だよ」と言われても、いくら練習しても気持ち良く踊れない自分に苛立ちさえあり「もう気持ち良くなくても、失敗しなければ良いや…」と珍しく諦めの気持ちになる瞬間もありました。バレエ団での最後から2回目の通し稽古の時にはそのように気持ちを込めずに肉体だけで踊ってみたら予想通り失敗せず…。でも気分は最低。。。しかも、先週のリハーサル中に股関節を怪我していたので、練習したくても思い切り出来ない事も気分を落とす原因でした。 翌日のバレエ団での最後のリハーサルでは、初めて気持ち良く“自由”に踊れた。そして失敗もなかった。嬉しくなって掲示板に自分で書き込んじゃったくらい(笑) もうこうなると、ダンサーは(私は?)単純なもので気分はノリノリ♪早く舞台に立ちたいと一気に気分が高揚していきました。 さあ、いよいよ劇場入り!楽屋は吉岡美佳ちゃんと二人で一つの個室。お互いの踊りに対してのアドバイスをし合ったり、食べ物の話をしたり…なかなか居心地の良い楽屋でした。ゲネの日は一つひとつの立ち位置をガスカールさんが客席から指定。オーケストラ・ピットにも床を敷いていたので、舞台の前の方を使って踊るように言われました。充分な場当たりの後、衣装・メイクをつけての本番通りのリハーサル。ここでも前日までの自習の成果ははっきりとありました。 そして公演初日を迎え、レッスン後はダブル・キャストのリハーサル。私はアンサンブルだけだったので、それを終えてから本番の準備に取り掛かり、本番の15分前くらいにカズくんと舞台で待ち合わせ、ピルエットや始めのパを軽く踊りウォーミングアップ。もう迷いはありません。開演し、私達の踊りが始まる前に舞台袖でカズくんと握手。「任せといてね!」と力強く私の手を握り返してくれて、いざ…ステージへ。。。 舞台全体が明るく、音楽も魅力的な『ギリシャの踊り』。ソロもアンサンブルも存在感があるこの作品を、団員達はきっと好きになったと思います。早くまた再演する日が来ますように。苦労した作品だからとても愛しく、今は終わった寂しさがあります。 最後に団員達に一言。みんな、彼の情熱を感じたよね?我々はもっと応えられたんじゃないかな?短期間でのハードなリハーサルだったから、時には集中力が欠けそうにもなったけど、それに甘えていたら良いものは作れないと思う。結果が良ければイイのかな?謙虚な気持ちと感謝する気持ちを、忘れかけていないかな…私達。。。 などと考えた休日でした。。。 |
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